掲載日:
2010年09月16日
2010 Sapporo Short Fest, All Rights Reserved.
今年で開催5年目を迎える札幌国際短編映画祭(SAPPOROショートフェスト2010)が、10月6日(水)に開幕する。世界中から募集した1〜30分のショートフィルムを、6日間にわたって上映する同映画祭。開催5周年となる今年は、札幌の大通公園に大型特設会場「ホワイトロックシアター」を建設し、オフィシャル・コンペティション作品の上映や特別イベントなどが行われる。また、特別会場「シアターキノ」ではコンペティション以外の国内の優秀作品が上映される他、深夜10時から夜通し行われる「オールナイト上映」や、ラウンジ形式の会場で作品が閲覧できる「マーケット会場」等で楽しむことができる。また映画祭5周年を記念し、『ラブレター』『スワロテイル』等で知られる岩井俊二監督の初期作品の上映やトークイベントが行われる他、会場リポートや監督インタビュー、授賞式などの様子を動画配信サービス「USTREAM」で中継、コンテンツ・ビジネスに関するシンポジウムの開催、初心者を対象とした無料上映「モーニング・ショート」、500円で観られる「ランチ・ショート」などのスペシャル企画が用意されている。今年は審査員も豪華で、特別イベントにも登場する映画監督の岩井俊二、TV番組『にほんごであそぼ』等でも知られる講談師の3代目神田山陽、その他海外から3名の参加が予定されている。映画祭が推す今年の注目作は、アカデミー賞にも輝いたフランスのアニメ映画『LOGORAMA』、ヘレナ・ボナム=カーター等有名俳優が声優を務めるイギリスのアニメ映画『The Gruffalo』等。フィルムメーカー部門ではシンガポールのロイストン・タン(Royston Tan)、フランスのフランシス・ヴォーケル(Francois Vogel)、ポーランドのピョトル・J・レヴァンドフスキ(Piotr J. Lewandowski)等。また、フィンランド人監督が東京で緊縛師を追うドキュメンタリー『緊縛』などが上映される「ミッドナイト・プログラム」や、ゴーイング・アンダー・グランドのボーカル松本素生が映画初出演を果たしたオムニバス作品『Abed〜二十歳の恋』のワールドプレミアも見逃せない。第5回 札幌国際短編映画祭(SAPPOROショートフェスト2010)は、10月6日(水)~11日(月・祝)までの6日間、札幌大通公園周辺で開催される。チケットは1プログラム券1000円、3プログラム2400円、VIP回数券8000円ほか、各プレイガイドにて発売中。詳しくは映画祭公式サイトへ。